(スポニチアネックス) 2015年8月23日(日) 7時35分掲載
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6171686
マラソン惨敗 ベテラン見切る
男子マラソン惨敗…宗猛部長バッサリ「若手に期待」
◇世界陸上第1日(2015年8月22日 中国・北京)
最初の決勝種目の男子マラソンで日本勢が惨敗した。
藤原正和(34=ホンダ)が2時間21分6秒で21位、前田和浩(34=九電工)が2時間32分49秒で40位に沈んだ。
日本勢が8位入賞を逃したのは97年アテネ大会以来9大会ぶり。
今大会でのリオデジャネイロ五輪代表も決まらず、日本陸連の宗猛男子マラソン部長(62)は“現有戦力”にダメ出しした。
19歳のギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)が2時間12分28秒で最年少優勝を飾り、同国に史上初の金メダルをもたらした。
』
すこぶる長きに渡り君臨していた瀬古の学生マラソン記録を破ったのは1999年の駒沢大学の藤田敦史であった。
その翌年、彼は福岡マラソンで「2時間06分51秒」を出し、これは現在でも国内レース最高記録であり、歴代2位のタイムにもなっている。
国内レースということは、日本人による6分台の誕生を生中継でリアルタイムで見せてもらった唯一のレースということでもある。
始めて学生で2時間10分を破ったのは翌2000年の早稲田大学の佐藤敦之である。
油谷・尾方と並んで中国電力三羽烏としてマラソン・駅伝の顔になる。
そして現在の学生マラソン最高タイムを作ったのが中央大学の藤原正和であった。
2003年のことで、「2時間08分12秒」である。
最後はサングラスを外して、視野を大きくとって走りきった。
これにより世界陸上(パリ大会)代表の切符を手に入れるが、残念なことにケガでキャンセルとなる。
しかし、これが彼のベスト記録にもなり、以降は不発の大砲に終わった。
今回の藤原の世界陸上参加は学生時代に手にした切符の12年ぶりの行使ということになる。
まさに苦節12年である。
北京は藤原にとって花の舞台であった。
21位とはいえ藤原の不屈の闘志に拍手を送ろう。
【間違い】
藤原は2013年にも世界陸上を走っていました。14位でした。間違っていました。
なを、私は藤原にも中央大学にも関係はありません。

また、学生マラソンで2時間10分を切ったのは佐藤と藤原の2人しかいない。
なをマラソン最高記録は高岡寿成が2002年シカゴで作った「2時間06分16秒」である。
この高岡の記録を破ると、「一億円」の賞金が陸連から提供されるということである。
『
Number Web 2015/04/09 11:00 金哲彦 = 文
http://number.bunshun.jp/articles/-/823095
マラソン日本記録にボーナス1億円!?
空前絶後の高額賞金の裏側に迫る。
マラソンの日本記録に1億円のボーナス!?
しかも、指導者まで5000万円もらえる!
これはもしかしたら、日本スポーツ界で空前絶後の出来事かもしれない。
それくらい衝撃的なニュースだったのだ。
まず、気になったのは発想の企画元。
ひょっとして大手広告代理店?
実は、広告代理店でもテレビ局でもない。
日本陸上競技連盟や日本オリンピック委員会などの公的団体でもない。
なんと企画元は、日本陸連の傘下団体(正確には加入団体)である“日本実業団陸上競技連合”なのだ。
日本実業団陸上競技連合は公益財団法人ではない、企業の陸上競技部を取りまとめるいわゆる任意団体だ。
そこから、1億円という破格の提案がだされたことが驚きだ。
詰めていけばいろんな問題点はあるだろうが、まずは、大胆な企画提案を評価したい。
確かに、マラソンを含めた長距離種目において、アフリカ勢には現状まったくといっていいほど歯が立たない。
かつて、バルセロナからアテネまで4大会連続でメダルを獲得してきた女子マラソンでさえ近年は低迷の一途だ。
■自国開催の東京五輪で、惨敗だけは避けたい。
弱くなってしまったのはなぜか?
犯人探しをしても問題は解決しない。
特定の選手のせいでも指導者のせいでもない。
本格的な少子化を迎えた日本社会という時代の流れなのだ。
とはいえ、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでのカウントダウンクロックは一秒も止まってはくれない。
東京五輪では、願わくば日本が得意としてきた長距離種目でなんとかメダルを取りたい。
少なくとも、自国開催のオリンピックで惨敗だけは避けたい。
手をこまねいて見ているより、なんらかの打開策が欲しいという関係者の切実な気持ちの表れだろう。
1億という数字は、選手のモチベーションを上げる“馬の人参作戦”といえる。
選手にとって“1億円”のインパクトがどれほどのものか考えてみたい。
■マラソン界では、1億円の賞金は破格の数字。
日本で唯一高額賞金が公になっている「東京マラソン」の優勝賞金は800万円。
大会記録を更新すればさらに300万円のボーナスが加算される。
ちなみに、日本記録ボーナスは500万円で、世界記録ボーナスは3000万円となる。
つまり、世界記録で優勝すると3800万円という高額賞金になるが、1億円には遠く及ばない。
(もちろん、もし来年の東京マラソンで日本人選手が日本記録で優勝したら大会からの1300万円と1億円を手にすることができるが……)
さらに、マラソンで世界最高水準の賞金が提示されているドバイマラソンの優勝賞金が25万ドル(今のレートで3000万円弱)なので、これも1億円には及ばない。
つまり、世界中のマラソンを目指すランナーにとって、これ以上ない最高額となる。
もちろん、他の人気プロスポーツには敵わない。
たとえばプロ野球選手ではメジャーリーグから横浜ベイスターズに復帰した佐々木主浩が2004年~2005年にかけて年俸6億5000万円だったという記録がある。
また、サッカーJリーガーの場合、年俸1億円を超えるプレイヤーは年間10名ほど存在する。
しかし、陸上競技の実業団所属であるマラソン選手の身分は若い年齢の会社員なので、年俸は現実300~1000万円くらいが限界である。
大胆な“人参作戦”としてのインパクトは十分にあると思う。
■税金は? アフリカ勢の国籍変更は? そもそも原資は?
一方で、問題点は少なくない。
たとえば、サラリーマンである実業団選手(もちろん、学生でも公務員でも日本記録をだせばもらえる)が宝くじでもない1億円をもらったら、それにかかる巨額の税金はいったいどうするのだ? とか。
あるいは、ケニアの有力選手が偽装結婚で大量に国籍変更し、日本人がオリンピックに出場できなくなるかもしれない、とか。
そもそも、1億5000万円の原資はどうやって集めるの?
実業団の資金が枯渇するのでは?
などの疑問や問題はたくさんある。
それらは、おいおい解決するとして、ひとまず原点に立ち還ってもいい。
スポーツには夢がある。
応援するファンは選手たちの努力と活躍に勇気付けられる。
時には、自分自身の人生と夢を重ね合わせ、人生の糧にすることもある。
応援される選手たちは、青春のすべてを捧げてきた競技での成功を夢見る。
そして、成功すれば富と名誉の両方を手に入れることができる。
1億円という金額は、一攫千金という下世話な話で片付けるのではなく、マラソンという夢がより大きくなったと考えてみることにしよう。
』
『
●福岡国際マラソン 世界選手権選考会
2014/12/06 に公開
』
【後日】
『
日刊スポーツ [2016年3月9日15時29分]
http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1614520.html
藤原正和氏が中大駅伝部新監督に
現役引退も発表
箱根駅伝の伝統校である中大駅伝部の新監督に、かつて世界選手権男子マラソンに3度出場した藤原正和氏(35)が就任した。
9日、中大が都内で会見を開き、発表した。
出席した藤原新監督は「2~3年のうちにシード権を定位置にしたい」と、ここ数年シード落ちが続く古豪の復活へ意気込みを語った。
藤原氏は中大のOB。
自身が走った箱根駅伝では1年時に5区区間賞、4年時で2区区間賞を獲得した。
03年にホンダに進み競技を続けていたが、この会見で現役引退も発表した。
3月いっぱいで退社し、4月から中大での指導をスタートさせる。
藤原氏は10年東京マラソンで優勝、マラソン日本学生記録を保持している。
ベストタイムはフルマラソンが2時間8分12秒、ハーフマラソンが1時間2分23秒、1万メートル28分17秒38。
』
【にこたま】
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